Article: 【年末のご挨拶】2025年の挑戦と、2026年の抱負|Ay 村上采

【年末のご挨拶】2025年の挑戦と、2026年の抱負|Ay 村上采
こんにちは。Ay代表の村上采(むらかみ あや)です。
いつもAyをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
日々あたたかい応援やお気遣いをくださる皆さま、そして私たちのものづくりを支えてくださっている職人・工場の皆さま、本年も心より感謝申し上げます。
「文化を纏う」ものづくりを、テクノロジーとともに
2025年は、Ayにとって新しい挑戦が始まった一年となりました。
そのひとつが、エプソン社との協業による「伊勢崎銘仙柄のテキスタイル開発」です。
日本が世界に誇るデジタル捺染機「Monna Lisa(モナリザ)」の技術を活用し、既に生産が途絶えてしまった伊勢崎銘仙の図案をデジタルアーカイブから復元し、サステナブルな形で現代に再生するプロジェクトが始動しました。
これまで実現できなかった表現や素材の展開が、デジタルの力で可能になりつつあります。
【Monna Lisa × Ay】失われた絹織物「伊勢崎銘仙」をテクノロジーで再構築
「Monna Lisa(モナリザ)」は、エプソンが開発した次世代のサステナブル捺染機であり、従来のアナログ染色とは一線を画すデジタルテキスタイルプリントシステムです。
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刷版不要・インク使用量を最小限に抑える
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水使用量を最大97%削減
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化学薬品に頼らない人にも環境にもやさしい工程
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微細な柄・グラデーション・繊維の揺らぎまで忠実に再現
これにより、伊勢崎銘仙の持つ鮮やかな色彩、遊び心あるデザイン、繊細な絣(かすり)模様までも、シルク生地上に美しく再構築することが可能になりました。

「Ay no NUNO」としてパリコレクションへ
この復刻生地は「Ay no NUNO(あいのぬの)」として、2025年10月に開催されたParis Fashion Week 2025で初披露されました。銘仙柄を用いたシルクドレスとして仕立て、パリのランウェイで日本の伝統と未来のクリエイションを世界に発信することができました。
サステナビリティへの意識が高いヨーロッパの来場者からも高い評価をいただき、文化とテクノロジーの融合が持つ可能性を強く感じた場でもありました。
現在、この「Ay no NUNO」を用いたアイテムを新作ラインとして開発中です。(とても可愛いです・・・)
2026年初頭にはオンラインストアにてお披露目予定ですので、どうぞご期待ください!

群馬・東京での出会いにも感謝を込めて
今年は、新宿高島屋・玉川高島屋でのポップアップをはじめ、東京での新しい出会いに恵まれました。また、地元群馬での催事や文化イベントでは、地域の皆さまのあたたかい応援を再認識する機会となりました。
伝統工芸は「守る」だけでなく「使う」ことで生き続ける
私たちは「伝統は守るだけでなく、活かしてこそ文化になる」と考えています。
地域に受け継がれてきた図案や織物の美しさを、現代のテクノロジーと共に再構築することで、未来につなげていくことがAyの使命です。
最後に|2026年も“文化を纏う”挑戦を続けます
2025年を通じて、Ayは多くの挑戦と学びを重ねてきました。
新しい素材、技術、表現。そして国内外のお客様との出会い。
2026年も、「文化を纏い、未来へつなぐ」活動を加速させてまいります。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
Ay代表
村上 采















