絣組子ピアス・イヤリング

飛鳥時代から続く組子×伊勢崎銘仙モチーフのアクセサリー

着物・銘仙の特徴「絣」の表情の豊かさを古くから伝わる組子を用いて、職人の手仕事により立体的に表現しました。洗練された存在感の中に素朴な雰囲気を感じさせ、伝統工芸を日常に身につけられるイヤアクセサリーです。

——𝐒𝐓𝐎𝐑𝐘——

ある日の出逢い。組子伝道師として工芸を活かしてデザインする舞氏と職人さんの作品を見せていただく中で、組子の可能性に惹かれていきました。

組子の技術で銘仙を立体的に表現できるのではないか。

私の常々のミッションであった銘仙の紋様を後世に保存していくこと。銘仙は新しいものはつくれない。しかし、銘仙のテキスタイルは国外でも評価が高く、どうにかして伝えたいと思い、紋様を表現することに挑戦を決意します。

木の個性を一点ものに

絣組子ではサクラ・ヒノキの木から良質な部位のみを抽出しています。

着色は一切せず、木が本来持つ個性をそのまま活かしました。種類や部位によって絶妙に変化する木の色を個性として捉え、一点ものの作品に仕立てました。使えば使うほど生まれる色の変化をお楽しみください。

360° 楽しめる「絣」

組子は見る角度によって表情を変えます。揺れるピアスにすることで、今まで平面だった「絣」を360 ° 愉しめる作品となりました。

かろやかさを纏う

身に着けていることを忘れるほどの軽さ、木を組むことで生まれる丈夫さを持つため、心かろやかにおしゃれを楽しめます。

左右で選べるデザイン

2色、4つのオリジナルデザインから左右でお好きなペアをお選びいただけます。自分だけのお気に入りの組み合わせをお楽しみください。

組子職人とコラボレーション

「組子細工」とは、細い木片を釘を使わずに組み合わせ、緻密な幾何学的紋様を生み出す伝統木工技術のこと。全て職人の手作業で行われており、イヤアクセも門脇職人により一つ一つ丁寧に作り上げています。

寸分のずれも許さない、磨き抜かれたこの技術は職人たちによって飛鳥時代から現代まで何世代にも渡り引き継がれてきました。

古来、和室の欄間や障子などの建具として活用されてきました。主に季節の風を運び、光を通すために設けられました。

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Ay代表 村上采からのメッセージ

郷里の着物をどう伝えていくかを考えたときに、日常を彩る服を作ろうとAyはスタートしました。

銘仙のアップサイクルを進める中、全国の伝統工芸に惹かれ、産地を訪れ、工芸の可能性を感じました。技術が紡がれ、新たなものが生まれる。私たちが日常に使うことで文化へと形を変える。

私たちが文化をつくっているのです。手触り感を大切に、触れた人が心あたたかくなるようなものをつくり、Ayを通して文化を知り・関わるきっかけになると嬉しいです。

初めての職人さんとのコラボレーションでは、残るべき技術・文化を織りなおすため、より多くの方に楽しんでいただきたいです。よろしくお願いいたします。