記事: 100年の時を纏う、シルクスカーフ

100年の時を纏う、シルクスカーフ
私たちAyは、
「日本の美しい表現をアーカイブし、今の生活で使われる形にする」
ことをテーマに、ものづくりを続けています。
今回発表するのは、
約100年前に生まれた日本の織物図案を、
いまの暮らしにフィットするかたちで再構築した
日本製シルクスカーフです。

100年前の“遊び心”を、いまの感性で
群馬県の絹織物「伊勢崎銘仙」。
大胆な色づかい。
自由な構図。
どこかユーモラスで、軽やかな精神。
その図案をデジタルでアーカイブし、
スカーフとして自然に日常へ溶け込むよう再編集しました。
生地には、国産シルク100%のジャカード織を採用。
光をやわらかく受け止め、
肌を優しく包み込む、なめらかな質感。
派手すぎない。
でも、確実に印象を残す。
それは、
“日常で纏えるアート”のような一枚。

「地元には何もない」と思っていた私が
私は群馬県伊勢崎市に生まれ育ちました。
正直に言えば、
幼い頃は「地元には何もない」と感じていました。
そんな私が出会ったのが、伊勢崎銘仙。
「こんなに可愛い着物が、地元にあったんだ。」
あのときの衝撃は、
いまの原点です。
失われつつある文化
しかし現在、伊勢崎銘仙は衰退し、
新しいものを生み出す職人、機械、技法の資料も
ほとんど残っていません。
地元の人でさえ知らない存在になりつつある。
それは、
地域のアイデンティティが、
静かに消えていくということ。
そしてそれは、
私たち自身のアイデンティティの喪失でもあります。
アップサイクルのその先へ
5年前、私は着物をアップサイクルし、
現代のライフスタイルに合う衣服へと再編集する
ブランド「Ay」を立ち上げました。
着物を着ない時代だからこそ、
衣服という形で文化を日常へ戻す。
多くの方に共感していただきました。
けれど、
アップサイクルだけを続けていては、
いずれ“素材そのもの”が尽きてしまう。
文化が未来へ繋がらないのではないか。
その葛藤から辿り着いた答えが、
図案を未来へ残すためのデジタルアーカイブでした。
そして、この想いに共鳴してくださった
エプソン様との出会いを経て、
今回のプロジェクトが実現しました。
これは、スカーフではなく「意思」だと思っています
この一枚を手に取ることは、
単なるファッションの選択ではありません。
100年前の遊び心を、
いまの時代にもう一度息づかせること。
文化を“消費”するのではなく、
“未来へつなぐ側”になること。
それが、このスカーフの本質です。
ぜひ、あなたの首元で
どうかこのスカーフを手に取り、
100年前に生まれたデザインを
あなたの日常で体験してください。
それはきっと、
ただの装い以上の体験になるはずです。
この挑戦を、
クラウドファンディングサイト「Makuake」にて応援していただけたら嬉しいです。
公開のお知らせは、インスタグラム、メールマガジンにて配信しますので、フォローとご登録のほどよろしくお願いいたします。
<クラウドファンディング詳細>
実施期間:2026年3月1日(日)〜4月30日(木)の2ヶ月間
公開後URL:
https://www.makuake.com/project/ay_silkscarf/


















